氷室まんじゅうと、短冊に込めた祈り
〜米原駅の七夕飾りと、金沢「氷室の日」〜
2025年6月30日。
愛知から金沢へ向かう移動の途中、米原駅で七夕飾りに出会いました。
「未来を変えるネガイゴト、してみませんか?」
そんなポスターの言葉に足を止め、短冊に願いを綴りました。
「優しい世界になりますように」
この短冊は、後日 長浜八幡宮に奉納されるそうです。
旅の途中にこんな出会いがあるなんて…
米原駅の粋な計らいに、心がほっとあたたかくなりました。
そして、翌日7月1日は、金沢の「氷室の日」。
金沢では、無病息災を願って「氷室まんじゅう」をいただく風習があります。
6月27日ぐらいから7月1日にかけて、
金沢市内の和菓子屋さんには、一斉に「氷室まんじゅう」が
店頭に並びます。
氷室の日、氷室まんじゅうの由来は、
江戸時代、冬の間に氷室に貯めた氷を夏に取り出して、将軍家に献上していたそうです。
無事に江戸まで氷が届きますように・・・
と願って、麦饅頭を供えたのが始まりと伝えられています。
今年は、我が家に2店の氷室まんじゅうが揃いました。
ひとつは、越山甘清堂さん。
皮はふかふかでもちもち。あんこは甘さ控えめで、やさしい味わい。
もうひとつは、夫がJAほがらか村で見つけてくれた直江製菓さんのもの。
こちらは、あんこがたっぷり詰まっていて、素朴で満足感のある美味しさです。
同じ氷室まんじゅうでも、こんなにも違う。
どの氷室まんじゅうにも、「想い」が込められていることでしょう。
季節の行事や食文化には、
いつも「誰かの祈り」が宿っている。
こうして、暮らしの中に静かに受け継がれていくものがあること。
あらためて、日本の文化の奥深さを感じた2日間でした。
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